黄ぷよぷよ講義2−3

折り返した後に連鎖を作ろう!







今回は折り返した後の連鎖の作り方について説明します。


折り返した後とはいえ、所詮、連鎖を作ることには変わりない、と思う人もいるでしょう。
しかしそれは大きな勘違いです。
最初に5連鎖を作ることと、5連鎖から10連鎖を作ること
一見同じ「5連鎖を作ること」ですが、その難易度は後者の方が遥かに高いです。
今回はそのことについて詳しく述べます。





挟み込み10連鎖





上の画像の、水色の丸の部分に注目してください。


このまま黄ぷよ
を置けば発火です。これは問題ないですね。
問題は『さらに伸ばそうと思ったとき』、です。




試しに青ぷよを挟み込んで、セオリー通りに連鎖を伸ばしてみましょう。





挟み込み10連鎖に青を挟む





このように、黒線で1連鎖が発動してしまい、逆に連鎖数が減ってしまいます。


では赤ぷよを挟みこむとどうでしょうか。





赤ぷよの場合





このように周りのぷよを巻き込んでしまい、青ぷよの場合と同じように連鎖数が下がってしまいます。


セオリー通りに組みたいならば、この部分には緑ぷよしか入りません。





緑ぷよの場合





全く問題ないですね。伸ばしやすい形になっています。

このように
『ある場所に青ぷよ赤ぷよを入れると、連鎖がうまく発動しない』という場合を『色拘束が強い』といいます。

赤ぷよ青ぷよ黄ぷよを入れてダメならば、相当色拘束が強いですね。
ときどきですが、4色のうち、どのぷよも置けない状況がありますが、これは色拘束が厳しすぎます。取りたくない形の一つです。



さて、折り返した後の連鎖は横だけでなく下にもぷよが置かれています。
そのため必然的に、色拘束が強くなるんですね。
ですから、連鎖を伸ばそうとするときに常に周りのぷよについて気をくばる必要があります。


他にも、連鎖に関係しない「余りぷよ」にも気をくばらないといけません。
「余りぷよ」のせいで、連鎖が止まったり、思い通りに消えてくれなかったりします。これを『暴発する』といいます。
「余りぷよ」は消したりして、なるべく出さないようにしましょう。



この二点が折り返した後の連鎖を難しいものにしています。
余りぷよによる『暴発』と、周りのぷよによる色拘束。これらをしっかり意識して、連鎖を作っていきましょう。




この講義をもって、初級者卒業とします。おめでとうございます。
次は更に一段階上がって、中級者レベル。主に「凝視」と「大大連鎖」について説明していきます。


ここから先は、相手の場を含めた「状況」を判断していく段階になります。
大連鎖を撃つ、という楽しみの他に、相手と手を読みあう、という楽しみ方もあります。
それが実感できるようになると思います。


これでぷよ講義2−3『折り返した後に連鎖を作ろう!』の回を終わります。


キーワード …… 暴発  色拘束







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